ACL 2023-2024 第5節 メルボルンC戦 振り返り
我らがVF甲府はAFCアジアチャンピオンズリーググループステージで11/29(水)、ホーム国立競技場に勝ち点7で並ぶメルボルンシティーを迎えたグループH、1位、2位直接対決の大一番に3-3で引き分けました。勝てばグループステージトップ通過が決まる可能性があっただけに内容的にもったいない悔しい結果となりました。VF甲府の得点はDF49井上詩音選手、MF18鳥海芳樹選手、FW19宮崎純真選手のゴールでした。
VF甲府のキックオフで始まったこの試合、スタートからハイプレスで運動量でもメルボルンシティーを上回り上々の滑り出しかと思われた矢先の前半5分、右サイドの深い位置からのスローインの流れでペナルティエリア内のゴール右手前で相手選手にボールをキープされると、プレスが効いていない一瞬のスキを突かれシュートを決められ失点。しかし前半8分、右CKからのこぼれ球をペナルティエリアの左で受けたDF13三浦颯太選手がすぐさま縦に仕掛けてゴール左横まで侵入し、ゴール正面に供給したクロスに井上詩音選手が頭で合わせてゴールネットを揺らしてすぐに1-1の同点に。その後は甲府ペースで試合が進むものの追加点は奪えず同点のまま前半を折り返すかと思われた前半44分、井上詩音選手が最終ラインから前線にロングフィードを供給すると、うまく相手DFとGKの間で高くバウンドしたボールを鳥海芳樹選手が絶妙なタイミングでジャンピングボレー。このシュートが見事にネットを揺らし逆転、前半は甲府が2-1と1点リードし優位な展開で折り返します。しかし後半に入ると、前半からのハイペースの影響による疲れからか流れは一転、すると後半14分にペナルティエリア内で三浦颯太選手がハンドを取られて相手にPKを与えてしまい同点とされると、その5分後の後半19分にも数的不利な状況からゴールを決められ2-3とあっという間に試合をひっくり返されてしまいます。その後、相手にうまく時間を使われて嫌な空気が漂いだした後半40分、後半途中出場のFW30クリスティアーノ選手と宮崎純真選手が魅せてくれます。ドリブルで右サイドを駆け上がったクリスティアーノ選手は相手選手2人がマークに付く中で巧みにアーリークロスをゴール前に供給すると、相手CBの裏にポジションを取っていた宮崎純真選手がヘッディングで合わせて土壇場で同点ゴールを叩き込み3-3。両者、ノックアウトステージ進出のために負けられない戦いは痛み分けのドローとなりましたが、もし2-3で負けていたらグループ首位でのグループステージ突破の道が断たれていただけに天皇杯優勝の立役者のひとり宮崎純真選手のACL初ゴールはまさに値千金のゴールとなりました。
選手交代により相手に傾いた試合の流れを取り戻した篠田善之監督の采配とそれに応えた選手たちのプレーは見事ですが、甲府サポーターとJサポ連合軍の大声援(入場者数15,877人)がこの試合2度追いつく展開を作り出した大きな要因のひとつとなっていたら嬉しく思います。それにしてもこの試合の最初の失点まで、第1戦のアウェーでの試合内容とホーム国立での2連勝を根拠にしてか、スタジアムには第2戦と第4戦とは何か異なった楽勝ムードの空気が漂っているように感じたのは私だけだったでしょうか。「リーグ戦の悔しさをACLで晴らす」ためにはサポーターも油断は禁物だと痛感しました。
頑張れ、ヴァンフォーレ甲府!VFK大月サポーターズクラブは「篠田甲府」を応援しています。
農園活動レポート
さて、ここでVFK花咲農園の『大ツキ野菜』の生育状況を写真で紹介します。
ACL 2023-2024 運命の最終戦 アウェー ブリーラム戦
ACLグループステージ最終戦第6戦H組は12/12(火)、アウェーでブリーラム(タイ)戦です。タイの絶対王者ブリーラムは甲府のホームで1-0と負けており、同じ相手に2敗する訳にはいかないと第2戦ホーム国立競技場で戦った時とは別人のようなチームとなってリベンジを果たす戦いをしてくることでしょう。しかし、我らがVF甲府もJ2リーグ最終節の山形戦での悔しい敗戦をすべて過去のものにしてしまうことなく「リーグ戦の悔しさをACLで晴らす」ため、そしてグループリーグ首位突破のために全力で戦い勝利してくれることを信じて応援頑張りましょう❕「Jサポに告ぐ #甲府にチカラを」
頑張れ、ヴァンフォーレ甲府!VFK大月サポーターズクラブは「VF甲府」を応援しています。
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