我らが『VF甲府』2022.10.16(日)クラブ史上初の天皇杯決勝へ

VFK大月サポーターズクラブ

VFK クラブ史上初 天皇杯決勝へ

 10/5(水)に行われた天皇杯JFA第102回全日本サッカー選手権大会準決勝で、我らがVF甲府はアウェーで鹿島アントラーズと対戦し、1-0で勝利しました。VF甲府の得点は、FW19宮崎純真選手のゴールでした。リーグ戦から中3日で迎えた天皇杯準決勝は、日程的に両チームともにベストコンディションではないと思われる中で、よりベターなメンバーを揃えての対戦になったと思います。VF甲府はリーグ戦では6連敗中で、直近のここ数節で続けていた4バックから従来の5バックへ変更し、強豪のJ1鹿島を相手に守りを固めてカウンターを狙いにいく作戦のようでした。試合は大方の予想どおり序盤から鹿島が支配する展開。しかし、甲府も5バックの堅い守りで鹿島に決定的なチャンスを作らせません。すると前半37分、最終ラインのDF5浦上仁騎選手から鹿島のDFライン裏に絶妙なタイミングで走り込んでいた宮崎選手にロングボールが通り、見事な足裏でのファーストタッチの後、前に出てきた相手GKをドリブルでかわして最後は無人のゴールへ流し込み待望の先制点をあげます。その後、先制した勢いで攻撃を仕掛けますが、MF41長谷川元希副キャプテンや宮崎選手のシュートは、惜しくも相手DFのブロックやGKのファインセーブに阻まれて追加点を奪うことは出来ず1点をリードして前半を折り返します。後半に入ると、鹿島は開始早々に攻撃的な2選手をピッチに送り出し攻勢を強めますが、甲府もGK1河田晃兵選手のファインセーブや浦上選手、DF2須貝英大選手、DF22野澤陸選手、FW10ウィリアン リラ選手をはじめ選手全員が最後まで集中力を切らすことなく守り切っての会心の勝利でした。決勝点となった宮崎選手のゴールは、J2第38節の大分戦の経験を生かした、サポーターの悔しさを晴らしてくれる見事なゴールでした。この勝利で我らがVF甲府は、クラブ史上初めての天皇杯決勝進出を掴み取ってくれました。

一方J2リーグは…

 しかし、夢のように幸せな水曜の輝く夜空から中3日の10/9(日)に行われたJ2第40節ホーム岡山戦では1-2で敗れてしまい、これでリーグ戦は7連敗11戦勝ちなしです。得点は前半43分(岡山)FW38永井龍選手、後半28分(甲府)DF2須貝英大選手、後半35分(岡山)FW9ハン イグォン選手のゴールでした。もうこの週はどう気持ちを表現したら良いのか、思いは一層複雑でした。岡山は現在リーグ3位、自動昇格圏内入りの可能性を残し、一方で甲府は18位と順位を落としながらもJ2残留が何とか決まったという状況で両チームともに立ち位置が違うものの、連敗脱出と自動昇格へ望みを繋ぐためどちらも負けられない一戦。この試合、開始直後からピッチ中央でポゼッション争いの激しい展開となる中、徐々に甲府がボールを保持して岡山陣内に押し込みチャンスを狙いますが、相手の守備に阻まれ決定機まで持っていけません。一方の岡山も前がかりに仕掛けてくる甲府に対し、ロングパスでカウンターを狙いますが甲府も堅い守備で岡山に決定機を作らせません。両チームともなかなか決定機を作れない状況が続いた中で試合が動いたのは前半43分、押し気味の展開で全体が前がかりになっていたところに(岡山)DF41徳元悠平選手から甲府DFライン裏に縦パスが入り、(岡山)MF24成瀬竣平選手に裏を取られゴール左に走り込んだ成瀬選手がゴール正面に折り返したボールを(岡山)永井選手に押し込まれ先制を許してしまいます。ボールは保持するものの岡山にワンチャンスを決められて、前半を0-1で折り返します。後半の序盤も甲府が優勢に試合を進める展開で、MF18鳥海芳樹選手とMF20松本凪生選手を投入してさらに攻勢を強めると後半28分、CKのチャンスにキッカーのMF7荒木翔キャプテンはショートコーナーを選択し、近くでパスを受けた長谷川選手がそのままゴール前にクロスボールを送ると、相手選手と競り勝った須貝選手のヘディングで同点ゴールが決まり1-1に。この同点弾で久しぶりの勝利に向けて、ホームサポーターのボルテージが一層高まりますが、攻め込んでシュートを何度放ってもゴールネットを揺らせないでいると後半35分、岡山は徳元選手のロングスローからゴール前まで飛んできたボールに身体を当ててブロックしますが、こぼれ球に岡山の選手が反応してシュートを放ち、GK河田選手が弾いたボールをハン イグォン選手に決められ、これが決勝点となってしまい1-2で敗れました。この結果、リーグ戦の通算成績は9勝15分け16敗で勝ち点は42のまま、順位も変わらず18位のままです。

 連戦でコンディション的には厳しいながらも今節に勝利して連敗を止め、勢いを持って天皇杯決勝の舞台に臨んで欲しかったのですが、・・・。決勝の相手J1広島には、元VF戦士のMF18柏好文選手(富士川町出身)、DF19佐々木翔選手、DF33今津佑太選手(南アルプス市出身)、MF7野津田岳人選手の4名が在籍しています。ファン・サポーターには懐かしい、いつでもすぐにでも甲府に戻ってきて活躍して欲しい顔ぶれです。特に野津田選手にはサポーター感謝デーなどのイベントで、田島寮長と組んだ「甲府のミルクボーイ」のコントを披露して欲しかったと、今でも残念に思っています。しかし、天皇杯決勝ではこの4選手に恩返しされることなく、今シーズン積み上げてきたものとリーグ戦での悔しさをチャレンジャーとしてJ1広島に全てぶつけ、悔いのない戦いをして欲しいと思っています。

農園活動レポート

 さて、VFK花咲農園では天候が回復した10/8(土)午後、前の週に引き続き「大ツキ野菜」へ薬剤の散布を行いました。「ブロッコリー(ハイツSP・エンデバーSP)」には、「黒すす病」と害虫による「食害」対策のため今回使用した薬剤は「アミスター20フロアブル」「ゼンターリ顆粒水和剤(BT剤)」「プレバソンフロアブル5」「展着剤」と活性水「ファイン」「G-1」です。そして、「キャベツ(彩峰・北ひかり)」「白菜(豊秋60日・きらぼし90)」には、「食害」対策のため「グレーシア乳剤」「モベントフロアブル5」「ゼンターリ顆粒水和剤(BT剤)」「展着剤」と活性水「ファイン」「G-1」を使用しました。おおむね生育は順調ですが、今シーズンはサッカーワールドカップ開催の影響から例年よりもシーズン終了が約1か月早いため、10月上旬には選手寮へ届けられるようにと、例年よりも早めの7/12(火)に種を蒔き、8/6(土)に植え付けをして育てていたブロッコリーが長雨など天候の影響なのか「黒すす病」に罹患してしまい届けられないのがショックで、反省しています。しかし、それ以降に植え付けをした苗はすくすくと生長してくれていますので、大切に育てていきたいと思います。10/8(土)現在の「大ツキ野菜」の生育の様子を次のとおり掲載します。

 我らがVF甲府の次の試合は、いよいよ10/16(日)の天皇杯決勝戦でJ1広島と対決です。決戦の舞台は横浜・日産スタジアムで、14時キックオフ。この試合の模様は、NHK総合テレビで中継されます。そして、次のリーグ戦第41節アウェー町田戦は、VF甲府の天皇杯決勝進出により当初の日程が変更されて、10/19(水)19時キックオフです。新聞報道によると、宮崎純真選手のケガの詳細が心配ですが、もしもケガで試合に出られないとしたら、出場する選手には宮崎選手、MF16林田滉也選手、MF27小林岩魚選手、FW44内藤大和選手、出場できない選手の分まで頑張って良い結果を出して欲しいと思います。ここまで来たからには優勝を掴み取るため、選手・スタッフはもちろん、VFサポーターやスポンサーも一丸となって戦いましょう!頑張れ、ヴァンフォーレ甲府!VFK大月サポーターズクラブは「吉田VF甲府」を応援しています。

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