吉田達磨監督、お帰りなさい

VFK大月サポーターズクラブ
・吉田達磨監督と田島敏弥寮長・・・ 大ツキ野菜「とうもろこし」はゴールドラッシュ(「ゴールラッシュ」と呼んで届けたものです)

2022年シーズン 新体制発表!!

 1月3日(月)、我らがVF甲府トップチームの新たな監督に吉田達磨氏が就任することが公式に発表され、8日(土)には2022シーズン新体制発表会見が行われました。そして、チームは10日(月祝)から静岡県で1次キャンプ、25日(火)からは宮崎県綾町で2次キャンプに入っていますが、先ずは今オフ、2021シーズンJ1昇格を目指しJ2リーグを戦ってくれた多くの選手がチームに残留してくれたことに感謝しています。また、契約更新のコメントに感激したところですが、残念ながら新天地へ旅立った選手も・・・しかし、移籍を最小限にとどめ新しいシーズンへ希望がつながる体制づくりのため、限られた時間の中で奔走してくれたであろうフロントの皆さんに感謝です。そこで今回は昨季、寮長から送っていただいた写真を交えてエールを送りたいと思います。

 契約を更新してくれた全ての選手の皆さん、どうもありがとう。今季も昨季以上に熱いプレーと、我々サポーターをワクワクさせてくれるゲームを期待しています。新加入の皆さん甲府へようこそ。数多くの勝ち点ゲットをよろしくお願いします。そして、つかめ「J2制覇!J1昇格!」

 それから、

小柳 達司選手(J2秋田へ完全移籍)、有田 光希選手(J3鹿児島へ完全移籍)、中村 亮太朗選手(J1鹿島へ完全移籍)、野津田 岳人選手(J1広島へ復帰(期限付き移籍満了))、パウロ バイヤ(カスカヴェウ(ブラジル)へ復帰(期限付き移籍満了))、泉澤 仁選手(J2大宮へ完全移籍)、メンデス選手(J1京都へ完全移籍)、高崎 寛之選手(契約満了)

 これまで、VF甲府のためにありがとうございました。新天地での皆さんの活躍を山梨から願っています。

吉田監督 4年振りの甲府復帰

 さて皆さんすでにご承知のとおり、このたび就任した吉田達磨監督は2021年末までシンガポール代表監督をされており、VF甲府の監督に4年ぶりの復帰となります。VF甲府はJ1で2013シーズンから5季連続で戦うこととなる2017年、J1に定着する土台を築くためにチームが守備重視のサッカーから攻撃型のポゼッションサッカーへ転換を図るべく選手の育成に定評のある吉田氏を監督として招きシーズンを戦います。が、しかし激しい残留争いは最終節まで続き、ホームに仙台を迎えて戦った後半ATにFW10リンス選手の決勝ゴールで勝利は収めたものの清水が神戸に勝利したため、わずか勝ち点1差で16位が確定しJ1から降格することに。しかし、クラブはその仕事ぶりを評価し続投を要請します。それはクラブが将来を見据える中で、チームが転換を図る上では相応の時間を要することへの覚悟、そのためには例えJ2に降格しても監督を解任せず腰を据えてやってもらう覚悟、さらにJ2で基盤をつくってJ1に挑む時間を与える覚悟など、招聘に至る当初からそれらの覚悟をクラブがあらかじめ持っていたのだと思われます。しかし、・・・

2018年シーズンに起こった事件

 2014シーズン終了後の城福浩監督が退任して以降、サポーターの分断が起こっている(「熱狂と現実の狭間で」 稲田聡子 から引用)ことが指摘され数年が経った頃、事件が起こります。吉田甲府の2シーズン目となる2018年4月14日第9節ホーム松本山雅戦(試合結果0-1敗戦)後に起きたサポーターによるゴール裏エリアでの居残りと多数決事件です。そして、このシーズン4月28日第11節ホーム千葉戦(試合結果1-1引き分け)までの結果を受けて吉田監督は契約解除となり、わずか1年数か月で甲府を去ることになったのでした。

 このような経緯がある中での吉田達磨監督の再就任は、ご自身にとって相当の覚悟を持たれてのことだと容易に推察できますし、そしてそのことは今回の監督就任のコメントからも強く感じ取ることができます。

 そこで、2022シーズンの開幕前に触れておきたいことがあります。VF甲府のサポーターになってこれまでに、特に居た堪れない大きな事件が2つあります。1つは以前、このブログで触れたサンニチ新聞の特集記事「分岐点」ですが、もう1つはこのゴール裏多数決事件です。このことは当時、サポーター同士の間でも大きな問題として取り上げられ、事実関係を確認することを含めて、のちに応援ミーティングが開かれました。4月28日第11節ホーム千葉戦キックオフ前、スタジアムの外で行われた応援ミーティングでは、多数決を提案した当事者からの反省と安易に一線を越えてしまったことへの反省の弁などが聞かれました。そして、その話し合いの結果、この一連の過ちについて当事者が吉田達磨氏に直接会って謝罪することが約束されたのでした。その後の経緯はホームページなどでもわかりませんが、長年の貢献度と、そこに至るまでのフラストレーションに関しては理解できるものの、やはりVF甲府を共に応援し2022シーズンを共に戦う者として、吉田達磨監督に礼を尽くし、あの時の謝罪がされた上での再就任であってほしいと思っています。

2022年シーズン開幕に向けて

 1月21日(金)2022シーズンの試合日程が発表されました。VF甲府の開幕戦は2月20日(日)アウェー岡山戦、ホーム開幕は27日(日)第2節の大分戦となります。現在行われている2次キャンプでチームはどこまでの仕上がりを観せてくれるのか、吉田甲府がどんなサッカーを観せてくれるのか、本当に開幕が楽しみです。そして、J1に定着するためのしっかりとした土台を築きつつシーズンを通して成長し続けるチームを見守りながら、吉田監督を信じて力一杯の応援で戦う選手の後押しをしていきましょう。(それと、信じて我慢することも必要ですね。)

 それから、そのために先ず何よりももう一つの敵、新型コロナウイルスにお互いが感染しない、感染させない、そして、決して負けることなく開幕を迎えましょう。

・2022.1.29(土)のVFK花咲農園

 現在、VFK花咲農園は玉ねぎ苗の植え付け後、1月上旬に行った追肥後はほぼ休園状態ですが、リーグ開幕にあわせて今シーズンも農園作業を頑張って「大ツキ野菜」を届けます。

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