J2 第31節 熊本戦 振り返り
J2第31節、我らがVF甲府はホームで熊本と対戦し2-2の引き分けに終わりました。この試合、開始早々からボールホルダーへの徹底的なプレスとフォアチェックを繰り返す熊本の一方的な展開となっていた前半10分、前線へのロングフィードに反応した相手FWに抜け出されてしまい、入ってきたボールをクリアしようとGK31岡西宏祐選手が出した手が接触し倒したとしてファールの判定によりPK。PKのキッカーはその熊本FW9髙橋利樹選手。先制点献上を覚悟した瞬間でしたが、ゴール右下隅を狙ったシュートは岡西選手が読み切ってクリアし、ピンチを切り抜けます。しかし、その後も熊本に押し込まれる展開が続き、前半の給水タイムまでに甲府のシュート数0に対し熊本は7。その後も熊本優勢のゲーム展開の中、迎えた前半アディショナルタイム1分。熊本のゴール前に選手が揃っているところに、左サイドからFW10ウィリアン リラ選手がゴール左手前のMF41長谷川元希選手にパス、長谷川選手がポストとなり後方から走り込んできたDF2須貝英大選手にパスを出し、これを須貝選手がゴール右下隅に決めて先制。圧倒的に攻め込まれた展開ながらもVF甲府が前半を1点リードで折り返します。しかし、後半に入っても前半と変わらず熊本がペースを握り攻勢を仕掛けていきます。そして後半15分、熊本MF6河原創選手が前線に浮き球のパスを上げると、そこに走り込んだ髙橋選手がそのボールをダイレクトボレー、シュートは右上のバーの下に当たりながらゴールに吸い込まれ1-1の同点。また、このゴールの7分後の後半22分には熊本のFKのボールをゴール前の混戦の中、熊本FW14竹本雄飛選手が頭で合わせてゴールを決め1-2、たちまち逆転されてしまいます。なんとか前半を耐えて先制したものの、後半に入ってから逆転を許してしまい重苦しい雰囲気が漂う中、その雰囲気を変えてくれたのがFW9三平和司副キャプテンでした。後半18分にウィリアン リラ選手に代わって入った三平選手は後半32分、長谷川選手の強い弾道のパスをMF18鳥海芳樹選手がフリックし、そのパスをゴール前で受けた三平選手が冷静にシュートを決め、2-2の同点に。三平選手は3試合連続得点で、これで今シーズン6得点目となります。その後も疲れが見え始めた熊本に対し積極的にシュートを放ちゴールに迫りますが、最後までネットを揺らすことは出来ずタイムアップ。今シーズンの大月市サンクスデーは、2-2のドローという結果になりました。
試合の開催にあたり台風8号の影響が心配されましたが、安全のため子供たち向けのイベントが中止されるなどしたことは残念でしたが、運営に携われた関係者の皆様ありがとうございました。
これでリーグ戦の通算成績は9勝12分け9敗、勝ち点は39で暫定13位は変わらず。J1へ昇格するためプレーオフへ進める6位「長崎」とは勝ち点差8となっています。今節、試合内容からは敗戦濃厚のように思われましたが、少ないチャンスをモノにして先制点を奪えたこと、同点に追いついた後に勝ち越せなかったことは悔しいですが、6位以内を目指す上で今後のゲームに希望が持てる内容だったと前向きに捉えています。スタメンを岡西選手に譲った河田晃兵選手は足の筋肉系の故障という情報があります。もしも小林岩魚選手に続いての離脱ということになるとこの終盤を迎え本当に残念ですが、公式発表を待ちたいと思います。また、新加入選手の発表がありましたが、これからも最終節までONE TEAMで力の限り戦い抜いてくれることを願います。中3日のハードスケジュールではありますが、まずは次節の千葉戦に勝つことだけを考えて準備を整えてほしいと思っています。
農園活動レポート ~キャベツ種植え~
さてこの間、VFK花咲農園では8/14(日)に「スイートコーン(ゴール(ド)ラッシュ・ゴール(ド)ラッシュ88)」の片づけ(幹などはそのまま堆肥として耕耘の際に土に混ぜ込みます)を、前日8/13(土)には「キャベツ(北ひかり)」(100ポット・111粒)の種まきをしました。また、8/6(土)に植え付けをした「ブロッコリー(ハイツSP)」の苗は、しっかり根付いてくれたようです。
そして、8/11(木・祝)に種をまいた「ブロッコリー(エンデバーSP)」は8/15(月)に、8/13(土)に種まきした「キャベツ(北ひかり)」は8/16(火)にカワイイ芽を出しました。
J2 第32節 次回はアウェー東京V戦
次の試合、延期されていた第28節アウェー千葉戦は8/17(水)19時キックオフです。そして、また中3日で8/21(日)第32節のアウェー東京ヴェルディ(暫定11位・城福浩監督(元VF甲府監督))戦へと続きます。現在、千葉は暫定10位。今度こそ、上位に浮上するそのために死に物狂いで勝ち点3を掴み取ってほしいです。そして、そのためにこれまで以上に我々も全力で応援頑張ります。頑張れ!ヴァンフォーレ甲府‼
VFK大月サポーターズクラブは『吉田VF甲府』を応援しています。
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