天皇杯準々決勝 アウェー福岡戦 振り返り
我らがVF甲府はリーグ戦から中３日の9/7（水）、天皇杯準々決勝でJ1福岡とベスト４を懸けアウェーで対戦し、延長戦の末２－１で勝利しました。２得点はFW9三平和司副キャプテンとFW18鳥海芳樹選手のゴールでした。この試合序盤から前へ前へとアグレッシブにプレッシャーをかける甲府に対し、受け身気味に守る福岡。引き気味の福岡に対しドリブルからの仕掛けやロングパスで裏を狙うなど小気味よく多彩な切り崩しで攻める甲府。試合が動いたのは前半16分。MF26石川俊輝副キャプテンが自陣でボールを奪うと、MF24山田陸選手を経由して左サイドに展開、さらにMF7荒木翔キャプテンからペナルティエリア左手前のFW19宮崎純真選手にくさびのパスが入り、ゴール正面に入ってきたFW9三平選手がシュート。ジャストミートではなかったものの寄せてくる相手DFの股を抜いたシュートは懸命に手を伸ばすGKの手をかすめゴール左に吸い込まれ甲府が幸先よく先制。先制後も集中した攻守でプレーする甲府。しかし、ボールを保持し福岡陣内に攻め込むものの福岡もゴール前を固め追加点を許さない。そして前半半ばに福岡がフォーメーションを4-4-2から3-4-2-1に変更したことで、フォーメーションの違いを突き優勢だった甲府が少しずつ福岡に押し込まれる展開に。そして前半27分、左CKからゴール正面に入れられたクロスをGK1河田晃兵選手がパンチングで弾くもクリアが小さく、福岡にボールを繋がれてペナルティエリア左正面から放たれたシュートがゴール左隅に決まり１－１の同点に。その後、一進一退の展開が後半も続き、双方チャンスをつくるも決め切れずに延長戦に突入。そしてこの試合を決めたのは延長前半7分、後半24分から途中出場の鳥海選手が縦パスに絶妙のタイミングでオフサイドラインから抜け出しペナルティエリアに進入し、相手DFに倒されながらもすぐに立ち上がり左足を振り抜きシュート。これが見事ゴール左隅に決まり２－1と勝ち越し。J1J2に限らず海外リーグにおいてもまるで騙される方が悪いというような巧妙でレフリー泣かせのシミュレーションによるPK獲得が散見される昨今、鳥海選手のプレーはファウルをアピールするのではなく最後まで自分が決めるんだという姿勢が垣間見れ、応援していて清々しく感じたナイスゴールでした。そしてその後の延長後半、福岡の猛攻をしのぎ切り甲府がクラブ初となるベスト４進出を決めてくれました。セカンドボールを拾いまくり、人もボールも絶え間なく動く、まさにムービングフットボール。久しぶりに痺れる試合を観せてもらいました。選手、監督、スタッフの皆さん、ベストゲームをありがとう。そして、福岡へ遠征されたサポーターの皆さん応援ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
農園活動レポート ~玉ねぎ,白菜編~
さて、VFK花咲農園では前回の活動日からまだ次の週末を迎えていないため作業は行っていませんが、この勝利が試合内容も含め嬉しすぎて今朝は早起きし、次の週末に予定していた玉ねぎ（ケルたま）の種まきをしました。今朝はとりあえず200穴のセルトレイ１つですが、週末にはあと９つ分、種をまく予定です。植え付けは10月下旬を予定していますが、発芽率を80％と仮定して今秋は玉ねぎ（ケルたま）の苗を2,000本、9/4（日）に種をまいた玉ねぎ（スパート）の苗400本と合わせて、2,400本を育苗する計画です。そして、9/5（月）早朝に種まきをした白菜（きらぼし90）は今朝、カワイイ芽を出していました。
今回の福岡戦はナイスゲームでした。しかし、当たり前ですが対戦する相手もプロフェッショナル。対策はもちろんしてくるでしょう。いつもこういうゲームが出来るほど甘い世界ではないでしょう。それでもいつもこういうゲーム運びが出来るチームを目指してください。キックオフ前のプランAが崩れても、プランB、Cを敢行出来るチームになってください。次の試合第35節ホーム大宮戦は、9/10(土)18時キックオフです。徳島から甲府、甲府から福岡、そして中2日で迎える大宮戦。日程の上でもコンディションづくりにおいても厳しい試合となることが予想されますが、福岡戦の完勝に満足することなく最終節まで全力で走り切ってほしいと願っています。結果はあとから付いてくるもの。そして、この試合から声出し応援エリアが設けられます。リーグ戦はあと8試合。選手、監督を声援でも後押ししていきましょう。頑張れヴァンフォーレ甲府！
VF甲府を愛するサポーターの一人として、チームがベストを尽くし続けてくれている限り結果はどうあれ、2018シーズンに起きた多数決事件のような蛮行が再び繰り返されないことを切に願っています。VFK大月サポーターズクラブは『吉田VF甲府』を応援しています。
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