J2 第28節 アウェー千葉戦 振り返り
新型コロナウイルスの影響により延期されていた我らがVF甲府のJ2第28節アウェー千葉戦は、スコアレスドローに終わり、また勝ち点2を失う結果となってしまいました。甲府ボールのキックオフで始まったこの試合、両チームともに相手の出方を伺うような落ち着いた展開で、前線へのプレスを掛けてこない千葉に対し徐々に甲府がボールを持つ時間が長くなってきた前半10分、左サイドからのスローインでMF7荒木翔キャプテンが入れたボールがゴール正面にこぼれ、これをMF18鳥海芳樹選手がゴール右手前からシュートするも、枠は捉えていたものの相手GKに阻まれゴールラインを割ります。その後も膠着した展開で攻撃では甲府がボールを持つ時間が多いものの、千葉の守備の隙を見つけられずディフェンスの外側でボールを持たされる状況が多く、千葉もCFにボールが渡る場面があるものの前線で孤立する場面が多く、甲府はシュートまでもっていかせません。両チームともに攻めあぐねる中、前半31分にこの試合で3バックの一角に入り左CBでデビューしたDF40ウドゥアルド マンシャ選手が相手の動きを読んでインターセプト。ここから左サイドに展開し、MF41長谷川元希副キャプテンからペナルティーエリア内の鳥海選手にボールが渡り、鳥海選手からゴール前にグラウンダーの早いクロスが入りますがゴール正面に入っていたFW10ウィリアン リラ選手はボールに届かずシュート出来ず。前半37分にも相手のパスカットからのチャンスに荒木キャプテンが相手GKと最終ラインの中間点にアーリークロスを入れ、これにリラ選手が走り込むも届かず。甲府が試合を優位に進めるも前半のシュートはわずかに2本。千葉も1本という試合内容。後半も同様の展開が続く中、3試合連続得点中のFW9三平和司副キャプテン他4選手を次々に投入してゴールを狙う甲府でしたが、最後まで1点が遠く痛い痛いスコアレスドローとなりました。
今節も13位の甲府に対し10位の千葉、勝ち点差2で争う共にプレーオフ圏内を狙うチーム同士の激突。特に追う立場の甲府は勝てばプレーオフ圏内に5ポイント差まで迫ることが出来、逆に負ければかなり厳しい状況に立たされるだけに勝利が絶対条件で、熊本戦に続いて激しい緊迫した好ゲームを期待していたサポーターが多かったのではないかと推察します。また、新型コロナに苦しめられている両チーム、今現在の甲府は選手も順調に回復し試合に復帰してきているようですが、一方で千葉は新型コロナの陽性反応が出て欠場を余儀なくされている選手が増えていて特にDF陣が厳しい状況だという情報を耳にします。そのことに加えて甲府は中3日、千葉は中2日とお互いに厳しい状況下での対戦となりました。そのことが要因なのかはわかりませんが、好ゲームを期待していたサポーターからすると、期待を裏切られた内容だったように思ってしまいます。しかし贔屓目に捉えると、お互いを思いやる気持ちが表れたミラーゲームだったのかなとも感じていますが、プロとしてそんな甘さはないですよね。それはド素人の憶測です。そんな中で今節、新加入のマンシャ選手の活躍は明るい材料と言えますし、同じく新加入のFW17イゴール選手、FW29ジェトゥリオ選手、DF32フォゲッチ選手にも期待が膨らみますが、なかなか思いどおりにならないことが現実だとしても、このモヤモヤをどう解決したらいいのか、そんなことを考えています。
我らがVF甲府は第31節までが終わり、リーグ戦の通算成績は9勝13分け9敗、勝ち点は40で暫定12位。J1へ自動昇格できる2位「新潟」は勝ち点59(勝ち点差19)、J1へ進める6位「長崎」は勝ち点47(勝ち点差7)。リーグ戦はあと残り11試合。我々の願いが、選手たちに届いてくれていることを信じて応援頑張ります。
農園活動レポート ~キャベツ,ブロッコリー苗の植え付け~
さてVFK花咲農園では8/20(土)、第28節後のモヤモヤを払拭するため、そして次節の必勝を祈念して除草を兼ねて耕耘作業を行い、いい汗をかきました。近々、農園部員による「ブロッコリー」と「キャベツ」の苗の植え付けを行う予定です。
J2 第32節 次回はアウェー東京V戦
次節第32節アウェー東京ヴェルディ戦は8/21(日)18時キックオフです。また中3日で迎える3連戦の最終戦、相手の東京ヴェルディは勝ち点40で並ぶ11位のチーム。そして、監督は今季途中から城福浩監督が務めています。城福浩監督は2012シーズンから2014シーズンの3年間、我らがVF甲府の監督を務められ、特に2012シーズンは当時J2に降格したばかりのVF甲府をわずか1年で、J2を制覇しJ1昇格へと導いてくれたサポーターの多くが今も尊敬する監督だと思います。しかし、夢を現実のものにしてくれた偉大な監督だからこそ、「VF甲府」がチームとして好ゲームを展開し勝利を収めることで恩返しをしてくれることを願っています。また、吉田達磨監督には勝ち点3に拘り、それをつかみ取ることで、これからのVF甲府の明るい未来の礎を築いていくための大切な一歩となるよう、そのことを示すような指揮を執ってもらいたいと思っています。次節の結果が「7戦無敗」となるのか、それとも「3戦勝ちなし」となるのか、次節こそ、ベストゲームを期待しています。VFK大月サポーターズクラブは『吉田VF甲府』を応援しています。
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